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みやっこ SCHOOL LIFE

更新日 : 2017年10月27日

学ぶ・つながる

第20回西宮湯川記念こども科学教室

平成29年(2017年)9月9日・10日、第20回西宮湯川記念こども科学教室が西宮市立総合教育センターで開催されました。
不思議でおもしろい科学実験や、楽しい科学工作が体験できる科学教室に、お父さんやお母さんと一緒に子供たちはワクワクした様子で長蛇の列を作っていました。
2日間で21のブースが出展されましたが、その一部をご紹介します。

【化石掘りをしよう】

化石掘りでは、一見、石のかたまりに見えるものを子供たちは無我夢中に削ります。すると中からはアンモナイトの化石や新生代のサメの歯の化石などが出てきて、子供たちは興奮して喜んでいました。

【芳香剤を作ろう】

子供たちは、色をつけた水の中にアロマオイルを数滴落とし、保冷剤などに使用されている超吸収性樹脂をまぜて芳香剤を作りました。さまざまな色や香りを使い、自分だけの芳香剤を作ってとても楽しんでいるようでした。

【ペットボトルで浮沈子(ふちんし)を作ろう】

浮沈子(ふちんし)は、浮きの入ったペットボトルをにぎると、浮きが沈んで、手をゆるめるともう一度浮かぶおもちゃです。その不思議な現象に思わず首をかしげる子供たち。教室内では「なぜ?どうして?」という言葉が飛び交っていました。
このブースは、西宮市立西宮高等学校地球科学部の生徒の皆さんが出展しました。

【紙とんぼを作ろう】

紙とんぼ作りでは、紙で作った羽の部分に自分好みのデザインを描き、竹串を通して作りました。自分だけの紙とんぼができた子供たちは、早速「どっちが遠くまで飛ぶか勝負!!」と楽しそうに友達同士で遊んでいました。

【空飛ぶタネを作ろう】

空飛ぶタネ作りでは、遠くまで飛んで命をつなごうとする植物のタネの模型を作りました。形が異なるタネは、それぞれ違う飛び方をします。たくさんの子供たちが手のひらに乗せてタネを飛ばし、それぞれ違う飛び方をするタネに歓声を上げていました。

【マジシャンになろう】

挑戦したのは、水平に持った鉄のリングにループになったチェーンを通し、静かにリングを落とすとチェーンがリングに絡みつく、リングキャッチャーという手品です。
子供たちはお手本を見てその仕組みを理解し、その後、実際に体験しました。

【リニアモーターカーを考えよう】

子供たちはリニアモーターカーで使用されている仕組みを体験しました。銅線をスプリング状に加工してコイルを作り、その中に両端に磁石をつけた単四電池を入れて、銅線の外から棒磁石を動かすと中に入っている乾電池が電磁石の効果によって浮きながら移動します。実際にリニアモーターカーで利用されている仕組みのため、子供たちだけでなく、保護者の方も釘付けでした。

【ちりめんモンスターをさがせ】

海でつかまえてきたちりめんじゃこの中から、ちりめんじゃこ以外の生き物を調べました。普通、ちりめんじゃことは、カタクチイワシの事をいいます。しかし、海でつかまえてきた時に、カタクチイワシだけがとれるのではありません。実は、普段私たちが食べているちりめんじゃこはカタクチイワシ以外の生き物が取り除かれているのです。
ちりめんじゃこ以外にどのような生き物がいるのか、子供たちも保護者も興味津々でした。

【スライムを作ろう】

赤、青、黄色など、色の付いた洗濯のりとホウ砂を、お湯に溶かしてできたホウ砂水溶液を袋の中で混ぜると、あっという間にスライムの完成!子供たちは自分で作ったスライムの感触をずっと楽しんでいました。あのプニプニとした感触、子供たちは大好きなようですね。

【水耕栽培に挑戦しよう】

子供たちは、小さな水耕栽培キット作りに挑戦しました。
野菜が育つには「土」が必要でしょうか?実は、「土」がなくても育ちます。種から芽がでるために必要なものは「水」「酸素」「温度」です。水をいれすぎると酸素がたりなくなって発芽できなくなるので注意が必要です。次に、発芽してから大きく育つのに必要なものは「養分」「水」「空気」「光」です。本来、「土」は、「体を支えるために根を張る場所」であり「根が吸収する栄養や水がある場所」です。この働きができれば、水を吸収して保持できるスポンジやバーミキュライトなどで十分です。
子供たちは、先生から説明を聞きながら、お父さんやお母さんと一緒に水耕栽培キットを作っていました。

【かんたんモーターを作ろう】

子供たちは身近な材料でかんたんモーターを作って、回る仕組みを考えました。モーターと聞くと複雑なイメージをもちますが、身近な物で仕組みを理解する事ができます。銅線をハート型に曲げてヤジロベエを作り、乾電池の下には磁石を置いてハート型に曲げた銅線の先端を磁石にくっつけます。電流が流れている銅線のそばに磁石があると力を受け、銅線がくるくる回ります。子供たちは興味津々で、実際にくるくる回ったところを見た時は大喜びでした。

【ブラックウォールを作ろう】

偏光フィルムを使って、壁がないのにあるように見る事ができるブラックウォールという箱を作りました。子供たちは偏光フィルムを貼った窓から箱の中をのぞき、実際には壁のないところに壁があるように見える不思議な体験をしました。

【ペットボトルテーブルクロス引きに挑戦】

外から力が加わらない限りその場にとどまろうとする、慣性と呼ばれる物体の性質を体感できるテーブルクロス引きに子供たちは挑戦しました。
ペットボトルが倒れないよう素早くテーブルクロスを引き抜くのですが、そのうちコツをつかんだ子供たちは何度も成功させて、「やった!!」「よっしゃ!!」と歓声を上げていました。

【大気圧でドラムカンをつぶす】

ドラム缶にやかん一杯分の水を入れ、小さい栓をしめ、大きい栓は外したままにして、下から加熱します。ドラム缶から蒸気が吹き上げてきたら少し時間をおいて大きい栓もしめます。その状態のドラム缶に、ホースで水をかけて急激に冷やすとどうなるでしょうか?大気圧の力によって、大きな音とともにドラム缶はつぶれてしまうのです。ドラム缶のまわりにはたくさんの人が集まり、その迫力に「すごい!!」「おもしろい!!」と、子供たちも大はしゃぎ!!とても楽しそうでした。

日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹博士が、かつて西宮市の苦楽園にお住まいの際、受賞対象となった「中間子論」を提唱された偉業を称え、併せて科学教育の振興を目指して、昭和61年より「西宮湯川記念事業」を実施しています。
子供たちだけでなく、保護者の方も楽しめる科学実験や工作体験ができる「西宮湯川記念こども科学教室」は、子供たちに科学への興味を持ってもらうことを目的に、日本物理教育学会近畿支部と小・中・高等学校の先生方にご協力いただき、平成10年から毎年9月に実施しています。皆さんも参加されてはいかがでしょうか。

【西宮市立総合教育センター】

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