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みやっこ SCHOOL LIFE

更新日 : 2019年4月18日

高等学校

【西宮東高等学校】能楽堂ワークショップ

平成31年(2019年)2月1日、西宮東高等学校の人文・社会科学コースの生徒が平林会館・西宮能楽堂で行われたワークショップに参加しました。
平林会館・西宮能楽堂は、能「高砂」に描かれている「鳴尾」の地に所在し、本舞台は能楽の伝統的な舞台形式となっています。運営は一般財団法人日本伝統芸術文化財団が行い、能楽を中心に、日本の伝統芸能や伝統文化の講座、ワークショップ、公演等を行っています。
今回のワークショップでは、同財団代表理事の梅若基徳様から能について様々な話をしていただきました。

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【能の舞台】

最初に舞台や能楽堂に屋根があることについて、「能舞台はもともと野外にあり、明治の時期に全天候型にするため、建物の中に屋根がついたまま設置し、現在の能楽堂となりました。西宮能楽堂の特徴は自然光が入るように窓を設置し、太陽の光によって舞台の明るさが変化していくのが特徴です。能舞台は、東はワキ柱、北は笛柱、南は目付柱、そして幕の方が西と方角が決まっていて、西宮能楽堂は方角を意識した設計がなされているのが特徴です。」との説明がありました。

次に映像を流しながら、能舞台の特徴でもある、松の絵について「舞台後方の板は神様に見立てた松が客席側にあると想定され、その松が鏡に写ったと見立てることから鏡板と呼ばれるようになりました。」 と説明があり、生徒たちも背景の松の意味がわかり、勉強になった様子でした。

能面の説明では、「能面はかぶるのではなくかけるといいます。面を一定の角度で演じ続け、悲しいときは少し下に、嬉しいときは少し上に向けて演じます。」と話があり、微妙な角度で能面の感情を表現することに生徒たちは驚いた様子でした。

また、扇子に描かれている図柄の話では生徒たちは実際に扇子を手にとり、どちらが平家か源氏かを考えました。
能面のお話では、眉毛の位置で平家か源氏を判断し、眉毛の位置が高ければ高いほど高貴な方となり、眉毛が高い方が平家ということでした。

【能面をかける】

能面の体験では、実際に能面をかけ、どれぐらいの視野があるかを確認したり、お互いを見合ったりし、能面に触れることを楽しんでいる様子でした。

【謡に挑戦】

能の音楽には、「謡」という声楽と、「囃子」という器楽の部分があります。今回は「謡」について学びました。
謡は独特の旋律とリズムをもっており、言葉の部分と節の部分から成り立っています。 
生徒たちは、独特の旋律とリズムに最初は戸惑っている様子でしたが、時間が経つにつれ、大きな声を出し、独特のリズムで謡っていました。
最後に、生徒たちの謡があり、その流れで能の舞が始まり、生徒たちは真剣な表情で見入っていました。

【平林会館・西宮能楽堂】

【西宮東高等学校】

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